+ たまたまインタビュー + vol.19「原田直樹さん」 

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時々寄稿しているメルマガ「ヌートリア通信」の記事をブログにも投稿することにしました

今回は、名古屋を代表するMakerの原田直樹さんです。ステキなLEDバッジやピタゴラスイッチのような装置を大量に作られていて、テレビ・ラジオ・雑誌などのメディア、工作ワークショップなど各種モノづくり系イベントの出展など多方面で活動されています。

MakerFaireKyoto2020に出す予定だった新作マーブルマシンとバッジ

フィリップ(以下P):「こんにちは、原田さんの自己紹介を簡単にして頂けないでしょうか?」
原田さん(以下H):「学生時代に藤幡正樹さんのLED作品に惚れ込んで現在も続くLEDバッジ作り、1997年からWebサイト『〈カタログで見る〉電子楽器博物館』の運営。2008年からシンセサイザーの自作、マーブルマシンの製作に取り組んでいます。」
P:「藤幡氏のLED作品はどこで知ったのでしょうか?」
H:「マイコン雑誌「RAM」の記事です」
P:「BASICマガジンとかはよく聞くけど、RAMははじめて聞きました。どんな雑誌でしょうか?」
H:「今で言う”パソコン”、昔マイコンって呼んでましたね。その雑誌です。」※1980年前後には『I/O』『月刊マイコン』『月刊アスキー』と並び「4大誌」と称された(wikipediaより)。
P:「マイコン雑誌と聞くとなんか心が震えますね。私は原田さんのLEDバッジが好きで、見ると全種類欲しくなってしまいます(現在5個もっています)、現在何種類あるのでしょうか?」
H:「新作ごとに番号を振っていて、現在53です。」
P:「53種類ですか?ビックリです。」
p:「どの作品もとても細かくきれいでよくこんなものを人の手で作るなあ、、と毎度驚きます。作っている時はどんな気持ちで作られているのでしょうか」
H:「特にハンダ付けのときは無心です。」
p:「すごいですね。最近はどんなものを作られていますか?」
H:「古いLEDが手に入ったので、LEDが使われ出した1970年前後の出来事だった米国アポロ計画に引っ掛けてバッジを作りました。」

2020年新作LEDバッジ


P:「古いLEDはどこで入手されたんですか?」
H:「長野の電子部品店です。」
P:「なんと!見たらまた買ってしまいそうw今回はいきなりインタビューにお答え頂き、ありがとうございました!バッジのことばかり聞いてしまいましたが、実はマーブルマシンも相当すごいので、下記のURLを見て頂けたらと思います。東急ハンズ名古屋店にも設置してあり、いつも子供がかじりついているのを見かけます。マーブルマシンの方は作りだしたきっかけが、NHKのピタゴラスイッチを息子と見たこととのことですが、それだけでここまで作るのかーという。」

denha(原田さんのマーブルマシンの動画チャンネル):https://www.youtube.com/user/denha

+ たまたまインタビュー + vol.16「河村陽介さん」

今回は、河村陽介さんにインタビューさせてもらいました。
MOBIUMというバスを長年運転されています。今度のゴールデンウィークにMOBIUMバスツアー2019をされるそうなので、インタビューをさせていただきました。


PHIRIP(以下P):こんにちは、LOZI(河村陽介さん)の自己紹介を簡単にして頂けないでしょうか?

LOZI(以下L):現在は名古屋を中心に活動し、メディア系の作品制作を行うNODEや、移動型ラボMOBIUMを運営しています。

P:MOBIUMバスツアー2019の告知をお願いします

L:4/27-5.5の連休に東北を中心にバスでツアーして展示をします。
http://www.mobium.org/new/mobium_tour_2019/

P:そもそもなぜバスを買おうと持ったんでしょうか?

L:もともとイベントを行うための移動型のスペースが欲しかったのですが、2005年にちょうどバスツアーの企画「shoboshobo」と「moblab」のお話があり、ついついバスを買ってしまいました。

P:運転していて一番楽しかった時と、辛かった時について教えてください

L:企画をやっているときは常に楽しいです。初代のバスが廃車になったときは哀しかったです。

P:2016年にFINALツアーをしたけど、なぜそのあとに2号機を買ったんでしょうか?

L:FINALツアーは初代のバスの最後のツアーということだったのですが、もともと次の展示予定も決まっていたのですぐに2号機を買わざるを得なかったのです。
パソコン壊れたらすぐ買い替えますよね。

P:(パソコンとバスを一緒にしてる?!)あの時は”辞める辞める詐欺”って言われてましたよね
バスは陽介さんにとってどんな存在ですか?

L:いろいろな実験がどこでもできるので、実験場でもあって、もはや身体の拡張でもあると思えます。

P:いつかやってみたいことはありますか?

L:先日大阪で船をイベントスペースにしているのに乗ったのですが、船いいな、と以前から思っていたので、そのうち船MOBIUMやりたいですね。

P:時々TVなどで見かけるバスと船兼用みたいな感じですかね??ついでに空も飛んでほしいですね
最後に一言お願いします。

L:今回のツアーを実施するにあたって、資金が足りないためクラウドファンディング中です。みなさまご支援お願いいたします。
https://camp-fire.jp/projects/view/147299?utm_source=cf_widget&utm_medium=widget&utm_campaign=widget
各地でみなさんにお会いできるのを楽しみにしております。

P:ありがとうございました!成功を祈ります。

MOBIUM
http://www.mobium.org/

MOBIUMクラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/147299?utm_source=cf_widget&utm_medium=widget&utm_campaign=widget

+ たまたまインタビュー + vol.11「Hoonida Kimさん」 

今回は、IAMASの卒業生で、現在韓国や日本でメディアアーティスト、先生として活躍中の
Hoonida Kimさんにインタビューさせてもらいました。

フィリップ(以下P): 「Kimさんこんにちは、Kimさんの簡単な自己紹介をお願いします。」
キムさん(以下K):「こんにちはAir Sculptor hoonidakimです。僕は大きく二つの枠で活動をしてます。
まずはMetaMediaとして電子基盤を自作して見えないものの制御装置(例えば、聴覚、触覚)を作って作品を作ってインスタレーションやパフォーマンスをやっています。
もう一つはPROTOROOMというテクノロジーメディアベースのキット(KIT)を中心にワークショップやインスタレーションをするメタメディアコレクティブの活動です。」
P:「音の作品を中心に作られていますが、基盤づくり>作品制作>発表>workshopや教育、アウトプットまで、ホントに全部されていてすごいですね。
全部の流れを作ることはキムさんにとってどんな意味がありますか?
PROTPROOMの方の、メタメディアコレクティブという言葉は初めて聞いたのですが、どういう意味でしょうか?」
K:「Metamediaというのはアランケイが(Alan
kay)が話したことで簡単に説明すると、computerは音楽、写真、絵、映像、などのメディア発達の一周だど思いかちですがつば抜けでその特徴が違うものです。そのすべでのmediaを作ることができるmedia、そしてそれらを再構成、再構築できるものをMetamediaだと言えます。
 私にとっては環境自体を作り、提案して行きたいと思うので何かにとっての原子的な要素やMetamediaとしての試みは大事であります(短い文章では説明しきれない)。」
P:「面白い考え方ですね。そういえば、なぜ、日本で勉強しようと思ったのでしょうか?」
K:「最初、日本の複雑で細かい世界観で何かになり立ってないがその面白さに価値を感じで日本に行きました。学校ではなかった。」
P:「日本の複雑で細かい世界観>韓国から見ると日本はそう見えるんですね(どの辺が細かいんだろうか?)あと、キムさんはなぜ、彫刻が好きなんでしょうか?」
K:「厳密に言えば塑造(学部の時は物理的な塑造)が好きでした。その理由は最初は精密に計画を立てずに全体的な塊を作るうちに、最初の考えにとらわれずフレキシブル(flexible)にその方向を変えることができるからです。それは、今の”その場にある空気を塑造する”という考えにつながります。」
P:「なるほど、もしかすると今の活動も塑造に近いのかもしれませんね。最近はどんな展示をされていますか?」
K:「韓国でNam June Paik Art Center の ”Our Bright Future-Cybernetic
Fantasy”企画展にPROTOROOM としてFeedback of MetaPixels-Language for Digital
Atomsという新作品で参加してます。(11月5日まで)
Cheongju Craft Biennale2017 の ”RE: craft”企画展にHoonidaLabsとしてOrchestra
Jewerlyという新作品で参加してます(10月22日まで)。」
P:「色々されてますね!Nam June Paik Art Centerとはすごいですね。
(誰かこの記事を読んでいて韓国に行かれる方はぜひ!)。
最近気になっていることはありますか?」
K:「計算的思考をより、直感的な思考に変換できるのか(PROTOROOMの活動でいつも研究してます)。」
P:「なるほど、、それも聞き出すと興味深い話になりそうですね(でも文字数が、、)。最後に何か一言お願いします。」
K:「メディアに食われないようにメディアを接したい。」
P:「ありがとうございました!」

[参考URL]
ナムジュンパイクセンターの企画展「Our Bright Future-Cybernetic Fantasy」
に(チームPROTOROOM)で参加
https://njpac-en.ggcf.kr/archives/exhibit/cybernetic-fantasy?term=11

craftbiennaleにhoonidaLabs(hoonidalabs.com)で参加
http://www.okcj.org/bbs/content.php?co_id=menu01010201

+ たまたまインタビュー + vol.9「原 久子さん」

今回は、大阪電気通信大学の原久子氏にインタビューをしました。メディアアート系の展示に行くとよくお会いする、気さくな先生で、6/30から7/2の3日間、「Japan – Korea Media Art Meeting 2017」(日韓メディアアート・ミーティング URL:http://www.iamas.ac.jp/21145)というイベントを控えていらっしゃいます。
今回たまたまちらしを手伝ったので、インタビューをお願いしましたw。


フィリップ(以下P): 「こんにちは、原さんの略歴を伺えますか」

原さん(以下原):「編集、執筆、展覧会企画・運営ほか、アートに関係するさまざまな仕事をしています。大学で教員もしており、同僚にはIAMAS卒業生もいます。」

P:「原さんは学生時代はどんなことをされていたのでしょうか」

原:学生時代は社会学を専攻していました。80年代は前半にはニューアカ・ブームがあり、私の周囲の学生は『ユリイカ』『現代思想』等を読んでいたし、文化人類学や哲学にも強く興味をもっていました。授業の合間は図書館にいるか近所の喫茶店(いまふうに言えばカフェ?)で過ごすことが多かったです。社会病理学を中心に研究するゼミ所属でした。私は「ボートピープル」と当時呼ばれた難民船で密航する人々とその背景に興味があったのですが、そのゼミではそういうことは出来なかった。同時に英米文学にも興味があり、同級生にも英文科の学生だと間違われるほど、授業科目もたくさんとっていました。アートにも興味はありましたが、現代美術に出会うのは卒業後です。さらに言えば、テニス、スキー、サーフィンと一通りやって年中日焼けしたミーハー学生でもありました。

P:「なぜキュレーターになられたのでしょうか?」

原:「編集の仕事をしていて、たくさんの作品やアーティストと出会いました。その次の段階として観たい展覧会を自分でつくる…そうした見よう見まねではじめた結果です。展覧会をつくるときはキュレーターとしての意識はあります。」

P:「ということは、編集とキュレーターの仕事は似ているのでしょうか?」

原:「私は似ていると思います。文字や画像で二次元に本として編集することと、時間軸と空間軸をもって展覧会をつくることは、共通するプロセスも多いと思います。」

P:「最近興味を持たれていることはありますか?」

原:「自身が同時代を生きた80年代以降のアートとメディアの関係です。」

P:「原さんと同時代を生きたアートの特徴はどんな所でしょうか?」

原:「ひとくくりに特徴はまとめられません。社会状況として変わらない部分もあるし、普遍的なテーマもある。新しいメディアはどんどん登場してくるなかで、どんなふうな変遷があったかをこれから改めて記録できればと考えています。」

P:「どうもありがとうございました!原さんが学生時代から色々なことをされたり興味を持たれていて(ボートピーピルとか英米文学とか)、気づいたらキュレーター、教授になられていたというのが、とても面白く感じました。
日韓メディアアート・ミーティングはあと少しで開催され、IAMASの卒業生のキムフニダさんや、三原聡一郎さんなどのトークも聞けるので、関西圏の方などぜひ行かれるといいと思いました。」

「日韓メディアアート・ミーティング」情報がIAMAS公式HPにも掲載されたよ!
http://www.iamas.ac.jp/21145
https://jkmediaartmeeting.tumblr.com/

+ たまたまインタビュー + vol.04「あいんちゃん(ねおこ座)」

今回は、昨年から地域起こし協力隊として『ねおこ座』の運営に関わっていらっしゃる、ハンダづけアイドルなど、色んな活動をされているあいんちゃん(IAMAS13期生)にインタビューしてみました。


PHIRIP(以下P)「まずは、ねおこ座を始めたきっかけは何でしょうか?」
あいんちゃん(以下あ)「偶然です、丁度IAMASが
『持続可能な生き方を根尾の人から学ぼう』ー>それを今の技術に生かして未来を生きるという
「根尾コ・クリエイション プロジェクト」を根尾でしていたのがきっかけです。」
P「奥が深そうな活動ですね、あと根尾はIAMASが近いから心強いですね」
あ「IAMASの人と関わっているという意味で生活はそんなに変わってないけど、社会人になったので、自分が生きるためにお金がいるようになりました。」
P「地域で活動されてるのはすごいと思います。」
あ「中原さんという根尾に移住したIAMASの卒業生の先輩と2人で運営しているけど、皆が中心で、私はいるだけですw」
P「いえいえ、そういえば教育に興味があると言われてましたよね」
あ「じゅくをやりたいと思っています」
P「普通の先生にならなかったのは何故ですか?」
あ「根尾はフィールドとしてすごくいいので、そこで研究したいです。
学校でも自宅でもない場所は楽しいかなと思っていて、場所をどうやって展開していくか、色々考えています」
P「なるほど、新鮮な考え方でちょっと驚きました。最近特筆する活動はありますか?」
あ「起業しました!kakko e 合同会社です。
IAMAS13期生の中村、山口で立ち上げました何でも屋です(http://www.kakko-e.jp/)。」
P「おめでとうございます!」

話すととっつき安くて面白いのにすごくしっかりしていて、今後の活動が楽しみだと思いました!

ねおこ座
https://www.facebook.com/neo.co.creation/

PRアイドル あいんちゃん
https://youtu.be/WlwWB4L5xeQ

kakko e 合同会社
http://www.kakko-e.jp/